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活動報告~負荷試験編①~

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活動報告~負荷試験編① まさかの事態が発生!?~

活動報告~負荷試験編① まさかの事態が発生!?~

2024/01/12

活動報告~負荷試験編~

~負荷試験中にまさかの事態が…!?~

負荷試験を中断せざるを得ない事態に…

負荷試験中に故障信号が!?

発電機の模擬負荷試験のご依頼をいただいて、負荷試験を行っていた時に事は起こってしまったのです。

 

負荷試験のため、エンジンを始動してから徐々に負荷をかけていきます。

その後、30%の負荷をかけたら30分運転を続けていくのですが、

今回は最大負荷をかけ始めた約15分後に発電機が停止してしまいました。

 

上の写真をご覧ください。

故障信号が1つ点灯しているのをお分かりいただけると思います。

『水温上昇』が出てしまっています。

 

では、実際の水温や冷却水の状況を見ていきましょう。

上記の写真は実際に撮影した水温計が示している水温になります。

メーターからわかるようにエンジンを冷却する役割を担っている冷却水の温度が100℃近くとかなり高くなってしまっているのです。

 

こうなってしまうとエンジンを冷やすことができず、エンジンが焼き付いてしまう可能性が高まってしまいます。

また、試験中に水温上昇以外に異常箇所がありました。

 

いったいこの発電機に何があったのでしょうか…?

水温上昇以外に衝撃の事態が発覚!?

冷却水が漏れだしている!?

上記の写真をご覧ください。

黒いケースは冷却水が凍らないようにする冷却水ヒーターになります。

冷却水ヒーターの上についている冷却水が通るゴムホースから水が漏れだしているのです。

 

漏れているホース箇所をズームしてみましょう。

ホースの継ぎ目から冷却水が漏れだしてしまっています。

よく見てもらうとわかるのですが、ホースを取り付けているバンドの上下で太さが異なっています。

 

試験後のラジエーター内の冷却水の状況も見てみましょう。

ラジエーターキャップ口から中の様子を確認したら写真のような状況でした。

 

長年、冷却水を交換していなかったため、錆や汚れがたまりヘドロのような状態になってしまいました。

それらが原因となり、サーモスタット・冷却水ヒーター内部等に蓄積し、冷却水の流れが悪くなってしまいました。

冷却水が円滑に流れなくなってしまい、ホースに過剰な圧力がかかり、結果としてホースに亀裂が入り漏れ出してしまいました。

 

今回の場合は、冷却水に加えて冷却水ホース・サーモスタット等の周辺部品の交換をしなければ今後の使用は困難なことをお伝えさせていただきました。

 

定期的に冷却水を交換するご理解いただけるのではないでしょうか。

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