負荷試験ってなにするの?~停電なしで試験が行える!?~
2024/04/11
負荷試験って何やるの?
施設に対する影響は…
非常用発電機を点検する手段として、よく聞くのが「模擬負荷試験」です。
皆さんは負荷試験についてご存知でしょうか?
「負荷試験ってなにするの?」
「試験中は建物に影響があるんじゃないの?」
こういった疑問を持たれる方は多くいらっしゃいます。
今回は、負荷試験について様々なことをご紹介させていただきます。
実際に負荷試験についてお困りの方も、より理解を深められると思いますので是非ご覧いただければと思います。
負荷試験ってどうやってやるの?
まずは、負荷試験とはどういったものなのか、から解説していきます。
負荷試験では「試験機」という装置を使用して試験を行っていくものになります。
「負荷試験って時間がかかるんじゃないの?」
「消防設備を動かすから停電になるんじゃ…」
上記のような様々な疑問点や不安なことがあるのではないでしょうか。
負荷試験では「実負荷試験」より時間はかかりませんし、停電になることもございません。
負荷試験を行う際は、仮設ケーブルを接続して試験機を使用して負荷をかけていく試験になります。
負荷試験には多くのメリットがあります。
それでは、負荷試験のメリットをご紹介していきます。
負荷試験のメリット
それでは、負荷試験を行うメリットを4つ紹介していきたいと思います。
1.施設を停電しなくても試験を実施可能
実負荷試験を行う場合は停電作業になってしまいます。
そのため、施設の休業日など試験を行える日が限られてしまいます。
日程調整が困難になってしまい、そのまま発電機をほったらかしにしてしまうといざというときに動かない状態になってしまいます。
しかし
負荷試験の場合は停電する必要はありません!
負荷試験の場合は停電なしでも行える試験になります。そのため、試験を行う日程を調整しやすいのです。
2.実負荷試験と比較するとコストを抑えられる
実負荷試験を行う場合は、多くの設備を一気に見るため、人件費も多くかかってきてしまいます。
しかし、模擬負荷試験を行う場合は異なります。少人数で負荷試験を行うことができるので、実負荷試験を行うのに比べコストを抑えることが可能になります。
デメリットとして、発電機の動作と併せて施設内の設備が正常に動くか点検ができないことが挙げられます。
3.負荷を安定してかけることができる
負荷試験では試験機を使用して30%以上の負荷を安定してかけることができます。
実負荷試験では、各消防設備を確認しながらの点検となるため、30%以上の負荷率を維持し続けることは容易ではありません。
また、負荷試験では負荷率を調整することもできるため、災害時にかかる負荷に近い状況で試験を行うことも可能になります。高い負荷をかけて試験を行うことでより安全性を確認することも可能になります。
4.エンジン内をきれいにすることが可能に
非常用発電機は常に使用しているわけではありません。そのため、エンジン内には燃え切らなかったゴミ(カーボンなど)が多く残ったままの状態になってしまいます。
負荷試験を行うことで、エンジン内のカーボン等を燃やし、エンジン内から除去することが可能になります。
模擬負荷試験はカーボンを除去するいい機会になります。エンジン内をきれいにすることで発電機を長期運用していくことも可能になっていきます。
負荷試験を実施している業者様へ
我々は負荷試験機の販売も行っております。
様々な試験機を所有しておりますので、気になる試験機等ございましたらご連絡いただければ販売・お見積り対応もしております。
デモ使用として、試験機をレンタルすることも可能です。
気になる方がいらっしゃいましたらお気軽に下記ご連絡先までお電話ください。
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株式会社テックメンテサービス
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