作業実績
介護施設（埼玉県）
今回整備を行う発電機
発電機の内部
交換していく部材一式
潤滑油の抜き取り
新油の注入
交換前の油圧センサー
新しく交換した油圧センサー
交換前のサーモスタット
新しいサーモスタット
交換作業後、試運転時の油圧状況を確認
試運転時の発電電圧を確認
介護施設（埼玉県）
2024年5月 AP60A-5S
埼玉県富士見市にある介護施設に設置されている非常用発電機の整備を実施いたしました。
以前、油圧センサーが動かないので調査をしてほしいとご依頼をいただいたお客様より整備のご依頼をいただきました。
動作不良となっていた油圧センサーの交換をしていきますが、調査時に確認できた劣化の見られた機関消耗品類も併せて交換していきます。
潤滑油は劣化してしまい、黒ずんでしまっていました。
劣化した潤滑油を使用し続けてしまうとエンジンに損傷を与えてしまう恐れが出てきてしまいます。
定期的に交換していくことで発電機をより長く運用していくことができます。
「油圧センサー」は潤滑油の劣化状況を確認するのに重要な役割を担ってくれる部品になります。
粘度が低くなっていないか確認することができる部品ですので、動作不良だと潤滑油の状態を見過ごしてしまう恐れがあるので、動かない場合は交換していくことが大切です。
他にも劣化の見られた箇所の交換整備を行いました。
交換作業後の試運転では発電状況に異常が見られませんでした。
皆さんも非常用発電機のメンテナンスは計画的に行い、有事の際に備えましょう！