作業実績
介護施設（埼玉県）
今回模擬負荷試験を行った発電機
発電機のエンジン部分
負荷試験を行うための試験機
仮設ケーブルを接続し、本設ケーブルは養生
30%負荷をかけている際の電圧値と周波数
30%負荷をかけている際の電流値
試験後に仮設ケーブルを離線し、配線を復旧
試験モードから自動モードに切り替え
上限を超えてしまっている潤滑油状況
正常に機能できていない燃料プライミングポンプ
介護施設（埼玉県）
2023年11月 55kVA／200V
埼玉県さいたま市の介護施設に設置されている非常用発電機の模擬負荷試験を実施いたしました。
今回は埼玉県で模擬負荷試験のご依頼をいただきました。
毎回のことですが、負荷試験に入る前に機関消耗品類等の確認を行います。
発電機の運転が可能な状態を確認できたら、負荷試験の準備に取り掛かっていきます。
仮設ケーブルを接続し、負荷試験を行っていきます。
模擬負荷試験ですので、発電機の発電容量の30%以上の負荷をかけていきます。
発電機の発電状況等を確認し、健全性を確認していきます。
今回、運転中に異常箇所等はなく、発電状態は健全な状態でした。
しかし、発電機を設置してから13年が経過しているため、潤滑油量は上限を超え燃料が混入している状態となっていました。
また、燃料プライミングポンプが役割を果たせておらず、燃料供給配管に入ってしまった空気を抜くのが十分に行えない可能性がありました。
このままでは、万が一空気が入ってしまった場合にうまくエンジンが回らない可能性が出てきてしまいます。
機関消耗品類で劣化の見られた箇所と併せて、燃料プライミングポンプの交換をご提案させていただきました。