作業実績
集合住宅（東京都）
今回模擬負荷試験を行った発電機の内部
模擬負荷試験を行うための試験機
遮断器二次側のケーブルを離線・養生し、仮設ケーブルを接続
30%負荷をかけている際の電流値
30%負荷をかけている際の電圧値と周波数
破れてしまっていたエアフィルター
燃料混入による劣化が見られる潤滑油
試験後、燃料タンクに今回使用した分のA重油を補充
試験終了後、離線したケーブルを復旧
試験モードから自動モードに切り替え
集合住宅（東京都）
2023年7月 TKGP 350G 300kVA／200V
東京都中央区にある集合住宅に設置されている非常用発電機の模擬負荷試験を実施いたしました。
昨年も負荷試験を実施させていただいた物件にて、今年も実施のご依頼をいただきました。
容量の大きい発電機のため、昨年までは2台の試験機を使用する必要がありました。
しかし、今年新たに用意した試験機を使用することで、今回は1台のみで実施することが可能になりました。
いつもの通り、模擬負荷試験を行う前に、機関消耗品類の確認をします。
屋外に設置されているため、エアフィルターが経年劣化で破けてしまっておりました。
このままではエアフィルターが欠落し、機関内に混入してしまう恐れがあったため、試験前に外させていただきました。
試験後には、今回使用した分の燃料補充のご依頼がありましたので、こちらで使用しているA重油を補充をし、無事に負荷試験を終えることができました。
しかし、エアフィルターは破れてしまっていたり、潤滑油は燃料混入による劣化が見られました。
さらに、冷却水周りにも劣化が見受けられたので、機関消耗品で交換が必要な個所があることをご指摘させていただきました。