非常用発電機の不具合現地調査①～冷却水が漏れ出てる？～

発電機のキュービクルを開けると、冷却水が漏れだした後を確認しました。

下のほうから漏れ出していることを確認できましたが、具体的な漏れ箇所の特定が困難でした。

そこで、冷却水ホースを外すことで、ラジエーターからなのかホースから漏れているのかを確認することにしました。

まずは冷却水を抜いていくのですが…。

「なんてことだ！！！」

本来、鮮やかな緑色をしていたはずの冷却水が赤茶色になってしまうほど劣化してしまっていました。

冷却水が劣化していることは確認できましたが、漏れ箇所はいまだ特定できていないので冷却水ホースを外していきます。

冷却水を外し、少し時間が経つとラジエーター側から水滴が垂れてきていることが確認できました。

下の写真が実際に水滴が垂れる直前の写真になります。

冷却水が漏れている箇所を無事に特定することができました。

お客様に漏れ箇所のご説明と、ラジエーターから冷却水が漏れだしているため交換することをご提案させていただきました。

また、持ち歩いていた冷却水があったため、冷却水の現状をお伝えいたしました。

ラジエーターの交換と併せて、冷却水の交換も行うことを推奨する旨をお伝えさせていただきました。

現地調査や、不具合箇所の特定、お客様に併せて整備内容をご提案・模擬負荷試験の実施など幅広くご対応させていただきます。

有事の際に皆様の人命を助けるものになります。少しでも不安なことがありましたらお気軽に下記のご連絡先までお電話ください。

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